育児日記

出産、育児についての記録

出産記録 (産まれたよ)【緊急帝王切開】

10/17(木)

 

 

 

昨日同様6:30〜陣痛と赤ちゃんのチェックが始まる(NST

 

 

 

 

7:15 点滴開始

 

 

 

昨日のとは種類の違うもので

より陣痛を促すようなものだった

 

 

 

また30分おきに助産師さんが点滴量を

上げに来て

 

 

 

トイレの付き添いもしてくれる

 

 

 

点滴とNSTが体についてるため

自分だけじゃ動き回れない

 

 

 

ちなみにNSTは、お腹にエコーの時に当たるような丸い平べったいものが2種類ベルトで機械にくっついてて

1つは赤ちゃんの心音、もう一つはお母さんの陣痛の強弱や感覚をみるもの

 

 

 

モニターに波線で心音と陣痛強弱が表示され

同時に紙でプリントされていく

 

 

 

母は昨日ほどではないが

9〜10時には来てくれていた

 

 

 

話し相手がいると本当にホッとした

 

 

 

私の産院は陣痛室はなく

陣痛時から分娩台(陣痛分娩室)にいる

 

 

 

2日間朝から陣痛分娩室にいるので

 

 

 

「ここで赤ちゃん産むんだ…」とか

 

 

 

「今日中に産まれるのかな…(ドキドキ)」

 

 

 

空間にいるだけで出産に対する不安や恐怖を

味わっていた

 

 

 

だから母がいて

たわいも無い話をしてくれたり

 

 

 

ちょっと腰が痛いと摩ってくれたりして

 

 

 

本当に安心できた

 

 

 

今日も陣痛が来るタイミングが読めないので

 

 

 

母は11時頃帰宅した

 

 

 

母が帰って、助産師さん(以下Hさん)がお腹のNSTの器具の位置を直しているときに

 

 

 

お股の中から「パンッ」と破裂した感覚があった

 

 

 

すぐに伝えると手を入れて子宮口を見てくれた

 

 

 

おそらく子宮の上の方で破裂してる(破水)

 

 

 

点滴の種類が変わっただけで

こんなにすぐ効果が現れるとは!!

 

 

 

次第に陣痛が少しずつ強くなり

 

 

 

Hさんのアドバイスの通り腹式呼吸をした

 

 

 

ゆっくり腹式呼吸をした

 

 

 

陣痛の波の時に腹式呼吸しないと辛かった

 

 

 

破水はしているので先生に診てもらうことになり

 

 

 

11:30頃 内診

 

 

 

やはり破水していてるが

子宮口では無く、子宮の上の方…

 

 

 

そして

たまに赤ちゃんの様子も悪い時があったようで…

 

 

 

「あと1時間しても状態が変わらないようであれば、赤ちゃんもお母さんも安全であるために帝王切開になるな…」と先生から言われる

 

 

 

 

最後の妊婦健診の時に聞いていたし同意書にもサインしたけど

 

 

 

まさか本当に帝王切開になるとは…!

 

 

 

1時間後、やはり様子は変わらず

 

 

 

11:30の時点で母と旦那に報告

 

 

 

母は家に帰って間もなく、再びすぐ来てくれた

 

 

 

旦那もすぐ返事をくれて病院へ向かってくれた

 

 

 

12:30〜13:00までの間に

 

 

助産師さんたちがバタバタと動き始め

 

 

 

帝王切開の準備が始まった

 

 

採血したり、いろんな同意書を説明されサインしたり

 

 

 

母も旦那も到着し見守っていてくれたけど

 

 

 

私は手術もしたことないので

パニックというか不安と恐怖に怯えていた

 

 

 

帝王切開

 

 

 

その言葉を聞くだけで

 

 

 

なんだか怖くて涙が止まらない…

 

 

 

親族にアレルギーとか病気持ってる人いない?

 

 

 

金属は身につけて無いね?

 

 

 

手足ネイルもしてないね?

 

 

 

半ベソになりながらいろいろな質問に答えて

 

 

 

幸いにも手術室が空いていたので

 

 

 

いよいよ手術室へ向かう準備

 

 

 

初めて担架?に乗せられ

 

 

 

視界が天井しかない状態で運ばれていった 

 

 

 

この時もう号泣してた

 

 

 

かろうじて見守ってくれた母と旦那に手を振った記憶がある

 

 

 

担当していたHさんが一人で私を手術室を階まで連れていってくれた

 

 

 

手術室に着くと先生やスタッフさんが

 

 

泣きじゃくる私に優しく話しかけてくれたのも覚えてる

 

 

 

「担当の〇〇です」

顔をしっかり見ながら挨拶してくれた

 

 

 

先生たち以外で5〜6人いたかな…

 

 

 

手術室に入ると麻酔の準備が始まる

 

 

 

私の体に何か触れたり、これからしようとすることを詳しく説明したしてくれる

 

 

 

これをすると痺れてくるよとか

 

 

 

背中を丸めてねとか

 

 

 

こんなような感覚がするよとか

 

 

 

話してくれた

 

 

 

手術も麻酔も初めてな私には

 

 

 

手を握って優しく声かけてくれるスタッフさんがいて本当によかった

 

 

 

私は初めての手術室の風景を見上げて

 

 

 

帝王切開とはいえ

これからドラマで見るような手術が始まり

 

 

そしてそれが自分だという不思議な感覚がした

 

 

 

でも、不安すぎて怖すぎて泣いた

 

 

 

麻酔が終わり仰向けになってからも涙は止まらず

 

 

 

耳の穴に涙が入るのでそれを拭ってもらった

 

 

 

そしてついに

 

 

 

13時過ぎから帝王切開の手術が始まった

 

 

 

手術中も頭の方からスタッフさんが

 

 

 

「今から〇〇するよ」とか「大丈夫だよ」とか

 

 

 

声かけてくれたり状況説明してくれた

 

 

 

先生たちの声もなんとなく聞こえる

 

 

 

マスク越しだから何を話してるかはわからないけど

 

 

 

ドラマとかの張り詰めた雰囲気ではなく

 

 

 

何か世間話も交えながらやってるようにも見えた(それはあり得ないだろうけど)

 

 

 

麻酔のおかげで足は痺れる感覚はある

 

 

 

麻酔は胸のあたりから下にかけられていて

 

 

 

冷たいものを当てられても冷たく感じない

 

 

 

腕や鎖骨のあたりだと冷たいのは感じる

 

 

 

確認した後に帝王切開の手術が行われていた

 

そして 14時09分

 

 

 

「オギャーー」

 

 

 

お腹の下辺りで何かされてる感覚はあったものの切られてる感覚はないのに

 

 

 

私のお腹から赤ちゃんが取り出された

 

 

 

一人のスタッフが大きな声で

 

 

 

「14時9分です!」と言った

 

 

 

私の息子が産まれた時間だ

 

 

 

産まれる瞬間ってこんな風なんだ!

 

 

 

助産師さんが赤ちゃんをきれいに拭いてくれたりして

 

 

 

しばらくすると私の顔の横に赤ちゃんを連れてきてくれた

 

 

 

手の感覚はあるので触らせてもらった

 

 

 

細かいことは覚えてないけれど

 

 

 

私は涙で目を潤ませながら

「こんなに小さい手なんだなぁ」って思った

 

 

 

一瞬だったけどそう思ったことはなんとなく覚えてる

 

 

 

お腹を閉じるためあと1時間くらい私は手術室にいた

 

 

 

息子は先に陣痛分娩室の方に行って

体重や身長の測定などして

 

 

 

立ち会う予定だった旦那と母の元へ

 

 

 

二人は私より先に生まれたての息子を

抱っこしてくれた

 

 

 

最初は羨ましいって思ったけど

 

 

 

実際自分はそれどころじゃなかった

 

 

 

無事に手術は終わって担架で運ばれて

病室に戻った

 

 

 

後に助産師さんが息子を連れてきてくれた

 

 

 

そして初乳を飲ませてくれた

(まだ舐める程度)

 

 

 

私の胸のところに来た時は

 

 

 

本当に私のお腹から生まれて来たのかと

 

 

 

信じられない気分だった

 

 

 

帝王切開だと経膣分娩の痛みも味わわないので

 

 

 

自分の子を産んだという感覚がどうしても薄かった

 

 

 

お腹から取り出された時も同じような感覚だった

 

 

 

母性?というか

私の子なんだって自覚ができたのは

 

 

 

母乳をあげ始めた時だったな…

 

 

 

何より無事に産まれてくれて

ほんとうにありがとう✨

 

 

 

手術に携わった先生方にも感謝✨

 

 

 

私のベビーよ、

これからずっとよろしくね😊